看護師に興味がある方の中には、「患者さんのために、学んだことを生かしていきたい」と考えている方が多いと思います。しかし、中には「看護師を育てる側に興味がある」という方もいるでしょう。当然、みなさん看護師になる時は学校でさまざまなことについて学ぶことになりますよね。その際には、先生がいることで学ぶことが出来ます。看護師になるためには、このような経論という存在も大きなものです。看護師を育てることに興味がある方は、短大を卒業して看護教員へなれるということを知っておきましょう。
看護教員の募集は、一般的に大学や短大などの学校側からの公募によるものがメインとなります。気になる大学などがある場合は、研究参加などに応募することが必要です。応募後は、大学が教員選考基準に基づいて選出していくことになり、人事教授会によって投票が行われ採用を決めていくことになります。看護教員として仕事をすることになった時、どのような資格が必要になるかというと、学資や修士・博士といった学位があれば問題ありません。看護教員の場合は、学位があれば仕事をすることが可能なので教員免許は必要ないのです。また、看護師や保健師・助産師などの臨床経験が5年以上必要になります。助手の場合は、学資以上あることなどが条件となっているところが多いです。
看護について学んだ後は看護師として活躍するだけではなく、看護教員として働くこともできます。短大や大学などに進んだ方は、看護師を育てていく側に立って看護の世界に携わっていくのも一つの方法といえるでしょう。